こんにちは。WEBディレクターの小山です。
今の時代、WEBで成果を出すためには、自社のホームページだけでなくTwitterやFacebook、LINEなどのソーシャルメディア(SNS)などを有効に活用することが必要と言われています。
特にここ最近では、爆発的に普及したスマホとの相性の良さや、各SNSにおける広告機能の進化などの理由から、SNSを広告戦略や顧客戦略に積極的に利用する企業が増加しています。
例えば、先日このブログで取り上げた「薬用養命酒」のWebキャンペーンもツイッターやフェイスブックをとても効果的に活用していました。
「薬用養命酒」キャンペーンにみるソーシャルメディアの活用法とは
もちろんSNSを自社のホームページにおける集客やプロモーションの有効な手段として活用するためには、やみくもに、あれもこれもと手を出すのではなく、
Twitter、LINE、Facebookなどの代表的な各SNSの特徴をしっかりと理解し、自社にとってどのSNSに力を入れるべきかを見極めていく必要があります。
特に予算やスタッフの数に限りがある中小企業にとっては、どのSNSに注力していくべきかの判断はとても大切になります。
そこで今回から、数回にわけて、各SNSの特徴やターゲット層、広告機能について整理してみようと思います。
その第1回目として、まずSNSの基本的な知識と活用するために知っておきたいポイントについて考えていきます。
そもそもSNS(ソーシャルネットワークサービス)とは?
まず、そもそもSNSとは何?と思う方もいらっしゃると思いますので簡単にご説明させていただきます。
SNSとは、ソーシャルネットワークサービスの略で、簡単に言うとインターネット上で、人と人とのコミュニケーションを促進させる場所を提供するサービスのことを言います。
代表的なSNSとしては、
- ツイッター
- LINE
- フェイスブック
- YouTube
- グーグル+
などが挙げられ、それぞれに独自の特徴、機能を備えています。
SNSは、
- 安価に開設出来る
- 顧客の声を(直接)聞く事ができる
- ユーザー間での口コミを誘発できる
- 情報の拡散性が強い
などの理由から多くの企業が自社へのファン化の促進や事業活動を広報するツールとしてSNSに力を入れています。
また従来のコミュニケーション機能に加え、最近では、各SNSの利用者の、
- 性別
- 年齢
- 住んでいる地域
- 興味、関心のあること
の属性に最適化された広告機能がより強化され、
- 以前よりも効果的な広告を打てるようになってきたこと
- (年々クリック単価が高騰する)リスティング広告よりも安い価格で広告を打てること
などの理由から広告の出稿先としても企業の注目を集めています。
つまり、SNSを活用するということは、
- 公式アカウントを作って運用し自社のファン化やアピールを促進することと
- SNSを広告の出稿先の媒体として利用すること
この二つの意味があることをまず理解する必要があります。
その上で各SNSのターゲット層、利用状況の変化、利用者がどのようなスタンスでそのSNSを使っているのかなどを考え、自社にとっての有効な活用法を考えていく必要があります。
現在の各SNSの利用状況
次に現在のSNSの利用状況について分析していきます。
利用者別で見るとYouTubeが最も多く、その次には、LINEが続いています。
最も多いのはYouTubeの5000万人、次に多いのはLINEの4000万人 Hivelocity ハイベロシティ FEB. 04. TUE. 2014. 17:04
次にTwitter、Facebook、LINEの年齢別のアカウントの保有率と利用頻度です。
参照:Twitterのアカウント保有率は31% – オプト調査 [2014/07/09]
年齢別でみると若年層はLINEが多く、年齢があがるとFacebookの利用率が上がります。男女別でみると男性40~50代のFacebookの利用率が高いことがわかります。
参照:Twitterのアカウント保有率は31% – オプト調査 [2014/07/09]
利用頻度で見ると、LINEは、6割以上の方がほぼ毎日利用していることがわかります。
このようにSNSごとに様々な傾向があります。
さいごに
今回は、SNSの基本についてざっくりと分析してみました。
次回以降、各SNSごとの利用状況の変化、年齢別の比較、広告機能などについて個別に考察していこうと思います。
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