タイミングを予測することで生まれる様々なビジネスチャンスについて

こんにちは。Webディレクターの小山です。

昨日こんなニュースがありました。

英王室の第2子妊娠発表に、日産が素早くツイートできた理由とは?

英王室は去る9月8日、ケンブリッジ公爵夫人(ウィリアム王子の妻キャサリン妃)の第2子妊娠を公式に発表した。そのわずか7分後、日産自動車の欧州法人であるニッサンUKが、同社ツイッターアカウントでタイムリーなツイートをしたことが話題を呼んでいる。
(中略)

参照元:Autoblog 日本版 2014年09月17日

記事によるとニッサンUKは、キャサリン妃の第2子妊娠の噂が立ち始めた7月に、この画像を広告代理店に準備させていたそうです。

妊娠の発表後、わずか7分後に画像付きでツイートしたことが大きな話題となりました。

これは見事な広告戦略ですね。

ちなみにツイートに掲載された画像は、「三つ子が産まれたとしても、女王陛下の座る席は”まだまだ”あります」という意味だそうです。

このように事前に予測し、最も効果の出るタイミングでアクションを起こすことは、ビジネスにおいて大きなアドバンテージとなります。

そこで今回は、これまでネットで話題になった様々な”タイミング”について調べてみました。

コンビニでおでんが最も売れる時期とは?

コンビニでおでんが最も売れる時期とは?

おでんの販売ピークは、1月や2月の真冬ではなく10月や11月頃、「ちょっと寒くなり始めた」「体感気温が急に下がった」という季節の変わり目です。

コンビニでは、9月上旬ころからおでんの販売キャンペーンを徐々に行い10月の「季節の変わり目」のタイミングに一気に売り上げを獲得する戦略を取っているそうです。

参照記事:コンビニでおでんが最も売れる時期は何月か?– Business Media 誠  

ビール・アイスクリームが最も売れる気温とは?

ビール・アイスクリームが最も売れる気温とは?

季節だけでなく、少しの気温の変化でも選ぶ商品は、異なります。

ビールは22℃で売れ始め、アイスクリームは27℃で売れ始めます。しかし30℃を越えるとアイスクリームは売れなくなり、かき氷が売れ始めるそうです。

参照記事:「日本人の意外なアイス事情」―アイスは27℃で売れ始め、30℃で売れなくなる ? - えん食べ

ランドセルが最も売れる時期とは?

ランドセルが最も売れる時期とは?

なんとランドセルが最も売れる時期は8月です。

これは近年、主力の購入者が両親から購買力の高い祖父母に移ったことが要因となっています。

三世代がそろうお盆がランドセル販売の最も重要な“かき入れ時”になり、早いところでは、6月にランドセルコーナーを設置しているそうです。

ちなみに祖父母がランドセルを買う比率は約7割もあるそうです。

シニア需要恐るべしですね。

参照記事:ランドセル商戦、お盆に早期化 購買力高い祖父母に狙い – SankeiBiz

モノマネ芸人がが最も売れる時期とは?

モノマネ芸人がが最も売れる時期とは

モノマネ芸人にも売れるタイミングがあります。

モノマネ芸人の場合、モノマネをする本人の露出が少なくなった時、「最近、あまり見なくなったね」と世間で思われているときがブレイクするタイミングだそうです。

逆に(モノマネをする)本人の露出が多すぎるとオファーが少なくなるそうです。

参照記事:キンタロー。らモノマネ芸人が売れるタイミングを芸人が分析 | マイナビニュース

さいごに

このように旬の話題・季節・気温・世の中の変化などの要因を読み取り、ベストなタイミングを予測することで様々なビジネスチャンスが生まれます。

顧客となる人がどのように行動するのかを多角的な視点から予測することが大切ですね。

今後は、このような様々の要因がビックデータで分析され、どのタイミングでアクションを起こせばいいのかが明確に分かるようになると思われます。上手く活用したいものです。