こんにちは。Webディレクターの小山です。
先日、大手製薬会社のノバルティスがGoogleのスマートコンタクトレンズを商用化を目指していることが発表され、このブログでもご紹介しましたが
スマートコンタクトレンズと同じく、人の体をモニタリングしてで管理する様々な機器が続々と発表され、連日のようにニュースを賑わせています。
そこで今回は、最近発表されたスマホと連動したウェアラブルデバイスについてご紹介します。
24時間心臓見守りサービス「ハートモ」
「ハートモ」は、わずか13グラムの超小型心拍センサーを胸部につけ、スマートフォンと通信して心拍データを可視化するシステムです。
ZMPと日本獣医生命科学大学との共同研究で開発されたアルゴリズムにより、心拍データを解析して心拍の乱れを判断。不調になる前にスマートフォンからメッセージを出すことが出来ます。
ターゲットとして40~60歳の働き盛りのビジネスパーソン、重責を担う上級マネジメント層による利用を想定しているそうです。
参照:ZMP Inc. | ウェアラブルデバイス及びスマホと連動した24時間心臓見守りサービス「ハートモ」
赤ちゃんが何分後に起きるか予測するウェアラブルモニター 「Sproutling Baby Monitor」
Sproutling Baby Monitor は、アメリカの企業が開発した足首に着用するウェアラブルタイプの乳幼児モニターです。
赤ちゃんの心拍数、体温、動き。また周囲環境として室温や湿度、明るさ、騒音なども測定。らかの異状などを検知した場合は、専用のスマートフォンアプリに通知します。
このアプリには乳児の状態などを学習する機能があり、最適な睡眠状態かどうか、あと何分後ぐらいに起きるかといったことまで推測するそうです。
参照:赤ちゃんが何分後に起きるか予測するウェアラブルモニター Sproutling Baby Monitor、予約受付開始 – Engadget Japanese
歩数、移動距離、消費カロリーなどを測定。2週間充電要らずのスマートバンド「WERAM1100」
「WERAM1100」は、東芝が8月20日より販売開始するリストバンド型活動量計です。
内蔵の加速度センサーを使って歩数、移動距離、消費カロリーなどを測定。さらにユーザーが寝ているのか起きて活動しているのかを判定し、睡眠の時間やサイクルなども自動で記録します。
記録した内容はすべて Bluetooth でスマートフォンへ転送し、専用アプリケーション上でグラフにまとめて確認できます。
フル充電から2週間連続動作するというのは便利ですね。
体内に埋め込んで妊娠をコントロールする無線式「避妊インプラント」
これは、ウェアラブルではなくインプラントですがとても興味深いデバイスだったのでご紹介します。
この装置は、アメリカの企業が開発したもので、2×2×0.7cmほどの大きさのチップを臀部、上腕、または腹部の皮下に挿入。チップから避妊を促すホルモン剤が投与される仕組みです。
一度体内に埋め込めば、16年間にわたり遠隔操作での避妊が可能になります。
来年アメリカで行われる臨床試験後、2018年に発売が予定されています。
参照:体内に埋め込んで妊娠をコントロールする無線式「避妊インプラント」、販売へ WIRED.jp
さいごに
上記以外でもDeNA、ヤフーが個人向けの遺伝子解析サービスを発表するなど、自分の健康状態を正確に把握できる時代になりつつあるようです。
今後、少子高齢化より日本の医療費もどんどん膨張する(2025年には、52兆円!)と予想されています。
医療費を抑えるためにも、今回ご紹介したような便利なデバイスを上手く活用して健康維持・病気予防を心がけていきたいですね。
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