こんにちは。WEBディレクターの小山です。
ご存知の通り、近年WEB利用者のスマートフォンの比率は、年々増加しています。
スマートフォンからのネット利用者は直近1年間で1,100万人増加
引用:ニールセン、2013年度(2013年4月~2014年3月)のネット利用動向を発表 | ニールセン株式会社 2014/04/23
スマートフォンの利用者の急増に伴い、ネットの利用状況・習慣も変わりつつあります。
スマートフォンユーザーは、「使い放題」などの均一型のパケット料金を契約されている方が多く、通信料金を気にせずに自分の知りたい情報があればすぐに調べることが可能です。
弊社のお客様のホームページにおいても、ここ1年くらいで、スマートフォン経由でのホームページのアクセスがほうが多くなったという状況も出始めています。
今後は、スマートフォンに最適化したホームページが重要になってきます。
では、スマートフォンに最適化するホームページを作るためには何に気をつければいいのでしょうか?
そこで今日は、情報発信側からではなくユーザーの立場からこれからどんなホームページが求められるか考えていきたいと思います。
スマートフォンユーザーがネットを見る場面とは
スマートフォンは、インターネットと常に繋がっていることを意味し、ちょっとした時間でもすぐにネットにアクセスが可能です。
ユーザーがスマートフォンでネットを閲覧する場面として
- 電車など交通機関での移動中に
- 食事をしながら
- 買い物をしている時に
- 仕事の休憩時間に
- 行列や病院などの待合時間に
- 寝る前の時間に
などが考えれれます。その時のユーザーは、
- 利用状況がとぎれとぎれになりがち
- 急いでいる、時間に余裕がない
- 通信速度が遅い・通信状況が不安定
つまり時間や通信環境に余裕がない(制限がある)状況にあると想定できます。
スマートフォンユーザは、サイトへの要求も高い
このような状況もあり、サイトへの要求が高いのもスマートフォンユーザ特徴です。
スマホユーザーは、ページが5秒で読込まれないと、74%のユーザはページを離脱すると言われています。また自分の求めている情報がすぐに見つからなければ、別のホームページを見に行ってしまいます。
つまりスマートフォンユーザを作る上で重視すべきポイントは、
- 速さ(表示速度の速さ))
- 見やすさ(見つけやすさ))
- 欲しい情報がすぐに見つかるか)
- 扱いやすさ(操作性)
であり、スマートフォンに最適化したホームページを作るには、
- パッと見てすぐにどんなサイトか分かるようにする
- 文章を短く読みやすくまとめる
- 読みやすい文字サイズにする
- 通信速度・処理速度に注意した軽いサイト構成に
- なるべく画面遷移を少なくする(導線を明確に)
- 電話や問合せフォームの場所がわかりやすい場所におく
- タップするだけで電話がかけれるようにする
- 問合せフォームの入力項目を少なくする
などにに注意する必要があります。
パソコンと違い画面サイズ小さいため、ユーザーが最初に確認できる情報も少なくなるため、優先度を付けて情報をまとめていくことが大切ですね。
もちろん、スマートフォンユーザーの行動・視点に加え、自社のターゲットユーザー層も明確にすることも重要です。
ターゲットの明確化がホームページを強くする?これからのネット集客に欠かせない「ターゲットの絞り込み」について
さいごに
最近は、電車に乗っていてもスマホを眺めている人が本当に増えました。
今後は、良くも悪くも「ホームページを見てもらうこと」=「ユーザーの時間の奪い合いという」という図式になってくると思います。
今後も、スマホサイト制作における注意点、ポイントなどを書いていきたいと思います。
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