こんにちは。Webディレクターの小山です。
先日会社に弊社の経理の方から自宅で飼っている犬の具合が悪くなったため、病院に連れて行ってから出社するとの連絡がありました。
幸い大事には至らなかったそうですが、このところの連日の暑さは、犬や猫にもこたえるようで、動物病院は、朝から満員だったそうです。
具合の悪い愛犬を家に残していると仕事をしていても、気になってしまうだろうなと思い、
何か自宅のペットの様子を確認できるようなものは無いかとネットで何気なく探したところ・・・
これが予想以上に充実していました。
特に最近では、人間と同じく身体に装着して利用するウェアラブル端末(デバイス)とスマホを組合せたものが続々と発表される傾向にあるようです。
そこで今回は、犬や猫のために作られた最近の様々な商品・サービスをまとめてご紹介します。
まず犬用のものから
アプリで犬の健康状態をチェック!愛犬専用のスマート首輪「Voyce」
Voyceは、首輪に内蔵されているセンサーで、併用の専用アプリと連動し犬の活動状況や健康状態を飼い主がモニターできます。
首輪のセンサーが
- 愛犬の心拍数
- 呼吸数といった生体デー
- 時間の経過に沿って愛犬がどのような活動状況にあるのか
などをモニター。
- 犬がどれくらいの時間運動しているのか
- 眠っているのか
- 消費カロリーはどの程度消費しているのか
などの活動状況を、飼い主は随時チェックできるそうです。
参照記事:愛犬の気持ちがもっとわかる!あなたの愛犬専用のスマート首輪 | Techable(テッカブル)
スマホで愛犬の健康状態と居場所をチェックできる「WhistleGPS」
こちらも首輪のセンサーが愛犬の行動や健康状態を24時間365日チェック
- 愛犬が1日に歩いた時間測
- 遊んだ時間測
- 睡眠時間を計測
などの収集データをスマートフォンのアプリに送る仕組みです。最近、愛犬の居場所がチェックできるGPS機能が追加されますます便利になったようです。
見た目もお洒落ですね。
参照記事:首輪に付けておくだけ!スマホで愛犬の居場所をチェックできる「WhistleGPS」 | Techable(テッカブル)
餌やりも可能 留守番中の愛犬と映像でつながれる「PetChatz」
「PetChatz」は、留守にしている間もスマートフォンやPCのカメラで愛犬の様子を確認したり、声をかけたり聞いたりできます。またボタン操作でご褒美の餌をあげることも可能です。
外出先からでも愛犬とコミュニケーションが取れるのが素敵ですね。
参照記事:留守番中の愛犬と映像で繋がれるガジェット「PetChatz」 餌やりも可能 | Techable(テッカブル)
ゲームをクリアすると餌が出てくる「CleverPet」
ボウルの前に設置されたタッチパッドを犬が前足や鼻を使って押すことでエサが出てくる仕組みで、様々なタスクを設定することが可能です。
犬にとって簡単すぎることも難しすぎることもないように、愛犬の学習段階に応じて課題を調整してくれるそうです。
愛犬の学習経過は随時、専用のアプリを通じて、スマートフォンやPCでチェックすることができます。
留守番中でも愛犬を楽しませることができるというのがいいですね。
参照記事:【愛犬のお留守番のお供に】ゲームをクリアするとエサが出てくるスマートボウル | Techable(テッカブル)
愛犬の気持ちを翻訳してくれるヘッドセット「No More Woof」
No More Woofは、なんと「嬉しい」「疲れた」「お腹がすいた」など、愛犬が考えていることを人間が話す言葉に翻訳してくれます。
犬の話すことを翻訳というと、バウリンガルを思い浮かべる方も多いと思いますが、鳴き声を分析するバウリンガルとは異なり、脳からの信号を直接読み取り、今愛犬が感じていることを言葉に変換してくれるそうです。
現在、商品化に向けて開発が進んでいるそうです。
将来、ディズニー・ピクサー映画『カールじいさんの空飛ぶ家』に出てきた犬のように普通に言葉を話すようになったら面白いですね。
参照記事:愛犬の気持ちを翻訳してくれるヘッドセットが登場間近 | Techable(テッカブル)
続いて猫用です。
猫の顔を認識する自動給餌器「Bistro」
「Bistro」は、水やり・餌やり機能と体重計がセットされていて、WiFi接続により、猫の体重や摂食状況をアプリで管理できます。
またフードディスペンサー部分にカメラがあり、食事の様子をスマホでリアルタイムに確認できます。
さらに「ネコ顔認識」があり複数の猫を飼っていたとしても、どの猫がどの程度エサを食べたのか区別して記録できるそうです。
参照記事:ネコ顔認識カメラつき自動給餌器 Bistro 発表。飼い猫の健康状態をクラウド管理&アプリで確認 – Engadget Japanese
猫専用 首輪型GPSトラッカー「Pawtrack」
Pawtrackは、猫専用に作られた首輪型のウェアラブルデバイスです。GPS機能を利用して猫が今どこにいるのか逐一確認ができます。(猫の位置データは10分おきに発信されます。)
猫が行方不明になった時のことも想定してバッテリーはおおよそ4~5日持つように作られ、バンド部分は猫の首に合わせてフィットする形状をしているそうです。
参照記事:突然猫がいなくなっても大丈夫!猫のためだけに作られた首輪型GPSトラッカー「Pawtrack」 | U-NOTE【ユーノート】
外出先から猫と玉とり遊びができる「Kittyo」
上記で紹介した「PetChatz」の猫版といえるのが「Kittyo」です。
「PetChatz」と同じく、内蔵カメラで愛猫の様子を確認したり、声をかけたり、ご褒美の餌をあげることも可能です。
特筆すべきが、「Kittyo」には、これらの機能に加えて、レーザービームで玉とりをして遊べるようになっていることです。
外出先から簡単に自宅の猫と遊べるとは、猫好きの方にはたまらないのではないでしょうか。
参照記事:愛猫家は要チェック! 外出先でもリモートで猫と玉とり遊びができる「Kittyo」 | Techable(テッカブル)
次に犬・猫に共通した新サービスをご紹介します。
どこにでも設置可能 バッテリー内蔵小型室内カメラ「Blink」
シンプルに便利なのがバッテリー内蔵小型室内カメラ「Blink」です。ワイヤレスで室内どこでも設置可能。バッテリーは1年以上持つそうです。
スマートフォンと連動も可能で、外出先からもカメラの映像をチェックすることが可能です。防犯対策にもいいですね。
ちなみに価格も比較的安価で1つ$69、2つセットならば$119で購入することできるそうです。
参照記事:もう家に残したペットの心配は不要!どこにでも設置できる小型室内カメラ「Blink」 | U-NOTE【ユーノート】
死んだペットに似ている犬・猫を探してくれるアプリ「PetMatch」
最後は、死んだペットに似ている犬・猫をアプリで探してくれるサービス「PetMatch」です。
ペットの写真をアップロードすると、目と目の近さ(あるいは離れ具合)や、口の角度、顔全体の形をアプリが読み取り、施設に保護されている養子が可能な捨て犬・捨て猫のデータとマッチングし、近いタイプの写真を表示してくれます。
もちろん、ペットを亡くした悲しみは、なかなか癒されるものではないと思いますが、このサービスが、処分される運命にある犬・猫が新しい飼い主との出会いきっかけになればいいなと思います。
参照記事:死んだペットに似ている犬猫を探し出してくれるアプリ、米国でリリース | Techable(テッカブル)
さいごに
アイデアとIT系最新技術を組み合わせることで様々な商品、サービスが考案され、クラウドファンディングを通じてネット上から資金を調達することで実用化に向けて動き出す、
こんな流れがここ数年の間に活発になりつつあります。
ネットを通じて多くの賛同者を集めれば規模の小さな企業でも商品・サービスをリリース出来るのは面白いですね。
また今回ご紹介するにあたり、色々と調べていて優れているなあと思ったものは、いずれも犬、猫のそれぞれの特徴と飼い主の二ーズが顧客目線でしっかりと考えられています。
ただ技術的なことをアピールするのではなく、あくまでも生活の中でどのように機能するかを動画などを使ってわかり易く伝えている点も参考になります。
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