こんにちは。Webディレクターの小山です。
皆さま、お盆休みはいかが過ごされましたでしょうか?
私は現在、三菱自動車が実施している「アウトランダーPHEV」を無料で1泊2日レンタルできるキャンペーンを利用して家族でキャンプに行ってきました。
正直、無料で1泊2日借りられるという部分に引かれてキャンペーンに申し込んだのですが、アウトランダーPHEV、予想以上に素晴らしいクルマでした。
そこで今回は、アウトランダーPHEVの簡単な試乗レポートをお送りします。
とにかく静か ラゲッジスペースも十分
今月初めに、たまたまネットでこのキャンペーンのことを知り、何気なく申し込んでみたところ、お盆休み中の8月16日・17日でお借りすることが出来、
どうせなら家族でキャンプでもと思い、急遽、近隣のオートキャンプ場を探したところ、運よく丹沢にある神之川キャンプ場の予約が取ることが出来ました。
前日までにキャンプ道具や食材等を用意してあとは積み込むだけという状態にして、当日開店時刻に4歳の息子と車を取りに行きます。
※ちなみに借りれる時間は、ディーラーの開店時間である朝の10:00から翌日の17:00です。
書類にサインし、担当の方から車の操作について簡単な説明を受け出発です。一般のレンタカーと同じく返却時には、ガソリン(レギュラー)を満タンにとのこと。どの位の燃料代になるのか楽しみです。
運転してまず驚いたのは、車内がとにかく静かなこと。アウトランダーPHEVは、基本的に一般道は、電気自動車モードで走るそうです。車の中で音楽を聴くのが好きな人には、最適ですね。
一度、家に戻り荷物を積み込み、奥さんと次男(1歳9か月)を載せて、改めて出発です。
EV車特有の大容量バッテリーは、床下に収納されているためラゲッジスペースも十分ありました。
自宅から神之川キャンプ場までは、約1時間、高速は使わずすべて下道(一般道)で行きます。
ほぼ電気のみの走行のままでキャンプ場に到着
アウトランダーPHEVのPHEVとは、「プラグインハイブリッド電気自動車」のことで、あくまで電気自動車の航続距離を伸ばすためのハイブリッド化であり、この点が先行するトヨタ・プリウスPHVとは大きく異なるそうです。
確かにキャンプ場までは、50Kmくらいだったのですが、ほぼ電気のみの走行のままでキャンプ場に到着することが出来ました。
着く直前に電池の残量が少なくなってきたので、エンジンによる発電でバッテリー電力を増やせる「バッテリーチャージモード」に切り替えるとエンジンがかかり充電が開始されます。
また、減速時にはモーターが発電機として働く「回生ブレーキ」という三菱独自の技術あり、ブレーキの度にも電気が補充される仕組みになっています。
カーブの多い山道での抜群の乗り心地・安定感
アウトランダーPHEVはバッテリーをキャビン床下に搭載する低重心設計のためカーブの多い山道での安定感も抜群でした。
また、アウトランダーPHEVは、後輪へ駆動を伝えるプロペラシャフトが無く、前後のモーターは別々に独立して制御され、前後輪を駆動しています。
※しかしプロペラシャフトが無いというのもすごい話ですね。
そのため路面の状況に応じて前後、左右のタイヤに的確に駆動力を配分しするため、普通にハンドルを操るだけで安定した走りが可能です。
アウトランダーには、パジェロやランサーエボリューションなどによって培われた三菱の4WDの高い制御技術が投入されているそうですが、納得の乗り心地です。
特に後部座席に座っていた奥さんが乗り心地を絶賛していました。
キャンプ場では発電機としても使用可能
アウトランダーPHEVは、家庭用コンセントがついているため災害などの非常時や今回のようなキャンプ場で発電機としても使用が可能です。(最大1500W)
電池がフル充電されていれば、5.4kWhの電気を使用でき、充電がなくなってもエンジンをかければ発電機として使用できます。
今回、コンセントがあるものは、スマホの充電器くらいしか持っていかなかったのが悔やまれます・・・
1回の走行距離が60km以下であればガソリンを使わないで使用可能
アウトランダーPHEVは、自宅ガレージや駐車場など保管場所に充電設備があり、1回の走行距離が60km以下であればガソリンはまったく使わないで使用できます。(1回の充電は、300円ほど)
確かに今回、大人2人子供2人+荷物満載でで往復で100キロほど走ったのですが、返却時の給油は、わずか7.2L!値段にして1000円ちょっとの出費で済みました。
スタッフの方に聞いた話では、約半年で3200キロ走って1回しかガソリンを入れなかったというお客さんもいるということでした。
※ガソリンを使用しない走行パターンで乗り続けた場合は3ヶ月に1回、自動的にエンジンが起動してガソリンタンクから発生する蒸発ガスを燃焼させるようになっているそうです。
さいごに
返却時にスタッフの方に色々とお話しを伺わせていただきましたが、アウトランダーPHEVは、
- パジェロ&デリカで長年磨いてきた本格SUV作りのノウハウ
- i-MiEVで培ったEV技術
- ランエボで鍛えたハイテク4WD技術
この3つを集約した三菱のフラッグシップと位置付けられているそうです。
ちなみにEV車としては、普通充電・急速充電・回生ブレーキの3つを兼ね備えているところは、三菱ならではとのこと。
急速充電できる場所は、今のところ、全国で3000箇所ですが、2015年までにあと5000箇所追加されることが予定されているそうです。
しかし実際に体験するといろいろと勉強になりますね。とても面白かったです。
三菱のディーラーのスタッフの皆様、この度は、本当にありがとうございました。
参照:三菱自動車>アウトランダー http://www.mitsubishi-motors.co.jp/outlander/
※アウトランダーPHEVの試乗記は、ネット上に沢山ありますので詳細は、そちらを参考にしていただければと思います。
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