ホームページをリニューアルする時に知っておきたい注意点・ポイントについて

こんにちは。WEBディレクターの小山です。

前回書かせていただいたように、ホームページ(Webサイト)をビジネスに活用するためには、時代の様々な変化に合わせて、改善を行っていく必要があります。

御社のホームページが時代に取り残される5つの要因について

もちろん改善だけではなく、ホームページの全面的な見直し・作り直しが必要な場合も出てきます。

そこで今日は、ホームページを見直しや作り直しする際の注意点・ポイントについて整理していきたいと思います。

ホームページ制作は大きな出費です

最近は、JimdoやWixなど制作の知識がなくても(ある程度)立派なホームページを無料で作れるサービスも増えています。

勿論、とりあえず、名刺代わりの”あればいい”レベルのホームページにおいては、これで十分ですが、

本気で自社のビジネスに役に立つホームページを作ろうとお考えであれば、やはりSEOやWebマーケティングなどに長けているプロの業者に依頼されることをお勧めします。

もちろんプロに依頼するホームページの制作、リニューアルには、少なからずコストがかかります。

特に中小企業にとっては、大きな出費になることも多いと思います。

この出費を無駄にしないためにも、自社のビジネスにおいて、どのようなホームページが有効なのかをある程度、理解しておくことが重要です。

言うまでもありませんが、今の時代、制作会社に丸投げでは、意味がありません。

そもそもビジネスに活用できるホームページとはどんなもの?

今や、Webサイト(ホームページ)はビジネスにも欠かせないものと言われています。

しかしイマイチ効果を実感できない方と思われる方も、多くいらっしゃると思います。

そもそも、ビジネスに活用できるホームページとは具体的には、どういうものを言うのでしょうか?

簡単に言うとホームページのの目的として設定する、

  • お問い合わせ(引き合い・見込み客探し)
  • お申し込み
  • ご予約
  • 資料請求
  • 商品購入
  • スタッフ・求人募集
  • メールアドレス登録
  • 見積依頼
  • Googleアドセンスなど広告収入
  • 会社・商品の知名度アップ

などに対して結果を出せるホームページのことです。

これらの目的を明確に果たせるようになることで、ホームページは、初めて価値出ます。言わば「会社の資産」になります。

では、ホームページを「会社の資産」にするには、何が必要なのでしょうか?

ホームページには、日々の更新運用と効果測定が重要になります

ホームページの目的を定め、運用を重ねながら、アクセス解析などを通じてその目的にあった反応や動きがあったかを検証し、改善すべき点をはっきりさせ、また実行する

いわゆるPDCAサイクルと言われるプロセス、

  • 計画(plan)
  • 実行(do)
  • 評価(check)
  • 改善(act)

の実行こそがホームページを「会社の資産」とするための必須ポイントとなります。

ホームページにおけるPDCAサイクルは、多岐にわたります

特にホームページにおいては、効果検証をする項目が多岐にわたります。

  • アクセス解析
  • ページ滞在時間
  • ページ離脱率
  • 検索順位チェック
  • お問い合わせ内容の分析
  • 流入キーワードの分析

更新している内容をこれらの項目に照らし合い、検証・改善を重ねていくことで自然と成果はついてきます。

PDCAを回すなんて言うと、難しい感じがしますが、単純にホームページの目的に沿った動きをしているかをアクセス解析などを通じて定期的にチェックして改善していくことにすぎません。

大切なのは、会社としてこれらの小さなPDCAをきちんと実行できる体制を整えることができるかどうかということです。

ホームページをリニューアル前にすべきこととは

今後、ホームページで成果を出すには、会社組織としてホームページに取り組む体制を作ることが必須になります。

ホームページをリニューアルという「大きな投資」の前に、まず社内で今あるホームページでできることを試されてみては、いかがでしょうか

例えば、最近では、ホームページとFacebookやTwitterなどのソーシャルメディア(SNS)との連携が重視されていますので

  • LINE@
  • ツイッターアカウント
  • フェイスブック
  • YouTube公式チャンネル
  • グーグル+

などの自社アカウントを作り、社内で反応率やホームページへの流入などを半年ほど検証・改善するだけで、リニューアルに必要なことが明確になります。

何よりも小さなPDCAサイクルを回すことの意味を社内で実感していただくことが、次のホームページの成功につながる鍵になります。

さいごに

制作会社に依頼する際、専門的な知識は無くてもホームページとはどういうものかを理解していることが大きなアドバンテージになります。

(ちなみにこのことををお伝えするのがこのブログの目的の一つです。)

また、有名なブロガーの方も言われているように、ホームページ制作は、コストではなく、自社の資産にするための投資と思っていただくことが重要です。

ポイントを押さえてホームページに取り組めば、数か月後、数年後に大きな差となって出てくると思います。