採用人数が倍増?求人特設サイトで作るべき5つのコンテンツとは?

こんにちは。WEBディレクターの小山です。

最近よく話題になっていますが、今後、日本は少子化と人口構造の高齢化で労働力人口の減少が続くと予想されています。

そこで今日は、今後の人材不足に備えて今から自社のホームページでできる対策について考えてみたいと思います。

2014年、回復する日本経済に「空前の人手不足」が立ちはだかる!

総務省のデーターによると2008年のリーマン・ショック当時は約8230万人いた生産者人口が、2013年には7900万人(推計値)、とたった5年で5年で330万も減っています。

さらにオリンピックの2020年には、7300万人と、これからわずか7年で600万人も減ると予想されています。

引用:現代ビジネス 2013年12月27日(金)

このように、業種を問わず人手不足は、徐々に広がり始めています。

特に飲食業・建設業・運送業・自動車関連業など労働条件が厳しいイメージがある業種は、今後激しい人材の奪い合いになることが予想されます。

以前に比べると求人募集を出せる媒体は増加傾向にあります

最近は、この状況に合わせるように様々なタイプの求人サイトが登場しています。

先日ご紹介したような特定の業界に特化した求人サイトなどもそうですが

自動車業界専門!求人サイトのまとめ

リクナビやマイナビなど従来の求人サイトに加え、ジョブセンスリンクなどの完全成功報酬型の求人サイトや、業種別の求人サイトなど求人募集を出す媒体は以前に比べると増加傾向にあります。

これら複数の求人媒体を上手く活用していくことも有効な手段と言えます。

しかし、求人媒体に掲載できる情報は、

・募集職種
・仕事内容
・雇用形態
・給与
・応募資格
・勤務地

など、均一的で、なかなか他社との差別化を打ち出すことは、難しいのが現状です。

ただ、求人媒体で興味を持った求職者は、高い確率でその会社のホームページを閲覧します。

求人募集の効果を高めるためにも、求職媒体に求人募集を出す際には、自社のホームページ内に求職者に向けてページや求人用の特設サイトを用意することが求められます。

求人特設サイトに

  • 求職者に向けた代表メッセージ
  • 社員インタビュー
  • 採用に関してよくある質問
  • 職場紹介
  • スタッフの1日

などのコンテンツを用意し、求職者に対して自社で働くイメージやメリットをしっかりと訴求できれば、会社に対しての理解をより深めてもらうことができます。

実際にここ1、2年で、大手を中心に自社のホームページとは、別に求職者をターゲットにした求人特設サイトを作る企業が多く見られます。

求人特設サイトの参考 ~求職者の目線を意識した作りが大切です~

今回、調べていて素晴らしいと思った求人サイトをご紹介します。

株式会社ヨシノ自動車 採用サイト

株式会社ヨシノ自動車 採用サイト

求職者に向けて、将来の展望や仕事への熱意がしっかりと伝えられる作りになっています。

またこの会社は、求人サイトとは別に運送会社、ドライバー、販売会社などが業種の壁を越えてこれからの物流のありかたを探っていく『共走プロジェクト』というサイトを立ち上げ、活動を行っています。

km国際自動車グループ採用サイト

km国際自動車グループ採用サイト

リストラにあい、タクシードライバーに転職した主人公が仕事の素晴らしさに気が付くまでを漫画にしています。求職者の心理や背景などもよく描かれています。また漫画以外にも動画やインタビューなどコンテンツが非常に充実しています。

いずれのサイトも、一般的に労働条件が厳しいと思われている業種ですが、その業種への理解を深め、その仕事をやる意義や、やりがいがしっかりと伝わる作りになっています。

なによりターゲットである求職者の目線に立ってしっかりと構成されている点が素晴らしいですね。

このように今のうちからしっかりと自社のホームページで対策をしていくことが今後、大きな差となって表れてくると思います。

さいごに

今回、様々の業種の求人特設サイトを見ましたが、一般に今の若者に不人気な大変そうと思われがちな職種でも、やりがいや将来のビジョン、経営者の熱意などをしっかりと伝えることで、悪いと思われているイメージを払拭できる可能性があると感じました。

また、微力かもしれませんが、仕事を探している人に自社のビジネスのやりがいをしっかりと伝えるホームページが増えることが日本を元気にするきっかけにつながるのかなと思います。

※ちなみに今回のブログタイトルは、いわゆる釣りタイトルです。(すいません、一度試してみたかったので・・・)