【スマホは携帯電話ではない!?】ガラケーとの決定的な違いとは

こんにちは。Webディレクターの小山です。

先日ある会社の社長さんとお打合せをしていた時のことですが、社長さんの携帯電話が鳴りました。胸ポケットから取り出したのがガラケーだったため、電話が終わった後に

「スマホにはされないのですか」

と何気なくお聞きしたところ、その社長さん曰く、

「俺はガラケーで十分だよ。別に不便はないしさ。それに最近スマホを覗きこんでいる人ばかりで、なんか嫌なんだよね(笑)」

とのこと、正直私もスマホを持つまでそう思っていました。

ご存知のように「ガラパゴスケータイ」の略である日本のガラケーは、とても良くできています。実際に電話やメール機能だけを見るとスマホよりも操作性がいいと思います。

またスマホに比べ、

  • 月額利用料金の安さ
  • バッテリーの持ちの良さ

などの理由から最近は、ガラケーを見直す動きもあり、ネット上も「ガラケー人気が再燃」というニュースもよく目にします。

ガラケー “退化”に活路 シンプル機能と低価格で根強い人気(2014年8月23日)

スマホ、実は不人気?ガラケーのほうが安価&便利でいい?スマホの保有率が低いワケ(2014年8月1日)

しかし近年のスマホの急激な普及が世の中や人々の生活を変化させていることは間違いありません。

また自社のビジネスのターゲットがスマホユーザーである場合、スマホを使わないことでユーザーニーズをつかみ損ね、大きな機会損失につながるつながってしまう場合もあると考えられます。

そこで今回は、スマホを使うことの意味について改めて考えていきたいと思います。

ホリエモン曰く、スマートフォンは電話ではなくてPC

前述しましたが、利用料金の安さ、バッテリーの持ち、電話・メールの操作性など、携帯電話の最新版としてスマホを見た場合、「ガラケーのままでいい」という意見も十分に納得できます。

しかしスマホを別の視点で見るとどうでしょうか、ホリエモンこと堀江貴文氏はこう言っています。

スマートフォンは電話ではなくてPCです。インターネットに常時接続したPCが手のひらにある世界が来ているんです。

ただ、ユーザーはPCだと思っていない。「電話のすごいやつ」と思い込んでいる。ここがポイントです。

PCだと思ったら、レイトマジョリティーは敬遠してしまう。それをだましてPCを持たせたことが、スマホの意義であり、スティーブ・ジョブズのすごいところです。

(中略)

参照元:日本のエンジニアを奮い立たせる、ホリエモンの5つの提言 | WIRED.jp

※レイトマジョリティー:イノベーター理論の用語で新たに現れた革新的商品やサービスを,世の中の普及状況を見てから採用・受容するような人々のこと

さすがホリエモン!深い洞察ですね。確かにスマホが単に小さなPCという認識では、ここまで急激に普及しなかったと思います。

世界中の人々にスマホを「電話のすごいやつ」と思い込ませたスティーブ・ジョブズの凄さはさておき、今や多くの人が「インターネットに常時接続した小さなPC」を持っているという視点で見ると、ガラケーとスマホが全く別物という捉え方ができます。

そして手のひらに収まる小さなPCであるスマートフォンを起点に様々な商品・サービスが生まれ、人々の生活、世の中が大きく変わりつつあります。

もちろんガラケーがダメとか、スマホを持つことが優れているという事ではなく、スマホを携帯電話の最新系ではなくあくまでも別物として捉えておくことが大切だと思います。

さいごに

先述した社長さんがおっしゃるように、最近、スマホを覗きこんでいる人をよく見かけるようになりました。

スマホを見ている姿は、自分だけの世界に没頭しているように見えます。

また、はたから見ると他人とのコミュニケーションを拒否しているように映ることもあります。

このようなシチュエーションを逆手に取り、スマホ(iPhone)の可能性を見事に訴求するアップル社のテレビ広告が読売新聞のニュースサイトで紹介されていました。

街中で見かけるスマホに没頭する姿というのは、世の中の流れとして、ある意味仕方ない気もします。

しかしそれは、必ずしも人々とのつながりを拒否しているわけじゃないということをこのCMは伝えてくれます。

ちなみにこのアップル社のCMは、2014年のアメリカのエミー賞を「素晴らしい広告」部門で受賞したそうです。

それではよい週末を。